いにしえに思う

原点回帰 歌に始まる

「歌」についてのお話です。歌といえば現代では一般には音楽で、リズムとメロディーに合わせて歌詞を歌うことと考える人が多いのではないでしょうか。この場合の歌は「音」であり、音の心地良さで人は気分が良くなったりするものです。日本には古来から「和歌...
いにしえに思う

陸前浜街道の十王坂越

文化庁選定「歴史の道百選」というのがあります。 文部科学省のホームページに、<文化庁選定「歴史の道百選」について>、と以下の内容が書かれています。<これは、これまでの「歴史の道」の調査・整備・活用事業の実績と蓄積を踏まえて、より一層、「歴史...
古道

日立市十王町長者山遺跡の説明会

平成25年8月3日に茨城県日立市十王町伊師の長者山遺跡で現地説明会が行われました。長者山遺跡は『常陸国風土記』に記されている「藻島駅家(めしまのうまや)」の有力な候補地として東日本における道路関連遺跡では現在最も注目されている遺跡です。何故...
いにしえに思う

河越流鏑馬開催されます

埼玉県川越市の国指定史跡河越館跡で今年も「河越流鏑馬」が開催されます。広報川越の案内説明国指定史跡河越館跡は、鎌倉幕府の重臣であった河越氏の館跡です。その館跡で、鎌倉時代の武術訓練のひとつである流鏑馬が披露されます。壮麗な衣装に身を包んだ射...
古道

さいたま市桜区西堀の鎌倉街道

さいたま市桜区で道標石仏を探していました。西堀9丁目城北信用金庫西堀支店の西側細い道、坂道と交差する角に4基の石仏が仮屋の中に並んでいるのを発見しまた。仮屋は新しく、奥の壁にある解説文によると「平成25年2月」とあります。探していた石仏は『...
古道

越生町大谷の六地蔵峠

鎌倉街道と呼ばれるところは、上道・中道・下道以外にも関東各地には沢山あります。ここで紹介する越生町大谷の六地蔵峠は、鎌倉街道上道の鳩山町熊井から、西へ分岐してゆく支線の鎌倉街道が、越生町へ入り小峠を東西に越えていくところなのです。『新編武蔵...
古道

川口市本町の鎌倉橋の碑

埼玉県川口市はここ十数年のあいだに街並みが随分と変貌しました。その間に旧鳩ヶ谷市とも合併し、埼玉高速鉄道の地下鉄も開通して、鳩ヶ谷は陸の孤島の汚名から脱却をはかりました。またJR川口駅周辺は高層マンションの建設ラッシュ状態です。かって私が住...
石造物

石仏に魅かれて

歴史に関連したもの、文化財などは学生の頃から興味がありました。石仏も当然ながら文化財ではあるのですが、考えてみれば石仏そのものに特に関心をよせたことはこれまで殆どありませんでした。石仏といっても様々な分類・種類があり、簡単には説明できるもの...
いにしえに思う

便利な現代社会の落とし穴

現代の社会・生活は様々な物に溢れています。一見に便利な物は人間の知恵の結晶のように思えてしまいます。しかしその便利な物は反面で、人間という動物を堕落させている部分も多くあると思われます。便利なものから排出される汚染物質があり、また物の生産過...