2018年 新春 戌年
ご無沙汰しております
前回の投稿から2年10ヶ月が過ぎてしまいました。ブログ作者はその間にいったい何をしていたのでしょうか。皮肉なことにWordPressの投稿の仕方さえ忘れてしまっています。何のために苦労してWordPressを作ったのか。そもそもブログとはどのように使うものなのか。ブログ作者は、とんだ勘違いをしていました。ホームページの延長線にあるものと思い違いをしていたようなのです。
そんなに難しく考えることはない。テーマに拘らず、好きなことを書けばよいではないか。「歴史」のテーマにこだわって頭が硬くなっていたようです。こらからはもっと柔軟にい行きたいと思います。
「道」何も歴史の道にこだわることはない。
そこで、「道」を書くのに、わかりやすいような音楽の話でも書こう。
『この道は何処>へ』
まぶしい風
流れる雲
きみの名前
小さな涙
胸に秘めた
想いだけで
できることを
教えてほしい
何処へ 何処へ
この道は行くのだろう
遠く 遠く
ときめきを
抱きしめるために
・・・・・
これは『安全地帯Ⅶ~夢の都』のアルバムに納められた曲の詞です。
作詞 松井五郎
作曲 玉置浩二
「道」のタイトルが付いた曲(音楽)は他にも沢山ありますが、この曲はブログ作者もよく知っていた曲です。
「安全地帯」は、比較的に誰でも知っているロックバンドだと思います。楽器の演奏はギターやドラムはしっかりしていて、またシンセ音源が目立つバンドです。曲の詞はきわめて日本的なものが多く英語が混じることは少ないようです。
数あるヒット曲を出している安全地帯、そんな中で「この道は何処へ」は、地味な存在の分類です。ファン泣かせ、玉置浩二のラブ系バラードではないし、どちらかといいえば、ふるさと系バラードといった感じの曲です。
昨年11月にNHKの番組で井上陽水と玉置浩二のデュエット再開などというのをやっていました。玉置浩二も白髪ボサボサで歳を取ったものです。歌い方も若い頃と違い息切れさえ感じてしまいましたが、彼なりに頑張っているのだと思いました。
実はブログ作者も玉置と同じ1958年生まれです。自分もあんなじいさんなのかと我ながら苦笑してしまいそうです。いや、それは失礼でした。
ブログ作者は1980年代後半、その頃にはあまり音楽は聴かなくなっていましたし、正直なところ、安全地帯の音楽はそんなによく聴いていたわけではありません。ですからこの曲について何か語れる立場ではありませんが、ちょっとだけ書かせてください。
安全地帯に多くの詞を書いている松井五郎ですが、「この道は何処へ」も彼の作詞です。松井氏の詞はブログ作者もお気に入りで、何かと思わせ振りな詞は聴く人の心境に触れることで様々に変化できるところはすごいと思います。
鐘の音色のアレンジで始まるこの曲は、
まぶしい風
流れる雲
きみの名前
小さな涙
「まぶし風」や「流れる雲」は、ブログ作者が「道」を探索しているときに触れる自然の表情と一致します。
胸に秘めた
想いだけで
できることを
教えてほしい
このあたりの詞は、ブログ作者も、痛いところをつかれた言葉です。
何処へ 何処へ
この道は行くのだろう
遠く 遠く
ときめきを
抱きしめるために
まあ、こんな感じでしょうか。
井上陽水、松井五郎、玉置浩二自身のそれぞれの詞の違いは素人のブログ作者でも感じられます。
そして続くアルバムラスト曲の「夢の都」ですが、これがまた何ともいえない曲です。
夢の都とは安産地帯彼らの故郷のようにも感じられます。たとえはブログ作者の立場ですと、古代官道なら藤原京や平城京でしょうか。また鎌倉街道なら武士の都鎌倉でしょうか、・・・?。
夜、寝る前にこの「夢の都」を聴いていると、ほんとうに眠くなってしまう。子守歌のような曲です。アカペラで始まり、途中かピアノ(或いはアコースティックギター)のアルペジオと、そしてギターの軽い音色が加わるシンプルな曲です。
写真はブログ作者が昼の休憩時間にウォーキングしている田圃の道です。古道ではないかも知れませんが、何か赴きのある道です。こんな田圃の中に勤める会社があるのか、何とも不思議で変わった会社なのではと。
ブログ作者もとうとう還暦を迎え、この先の道は何処へ行くのか・・・。